2013年10月06日(日)

「そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがた の心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます」ピリピ4 :7



ある人が、突発事態が起きて、パニックになってしまった。対応す
るにも、もう何をどうして良いかわからない。心は波風さかまき、
怒濤のようで、心臓がバクバクする。どうすれば良いのか、しかし、
誰にも言えない。一人で悶々状態だ。

いつも学んでいるように、「わたしを呼べ」とにかく祈りに持って
行った。主のもとへ駆け込み、今の苦しい、心騒ぎ、混乱した状況、
そして、気持ちを訴えまくった。心の内を告げて、告げて、吐き出
していると、時間と共に、混乱した気持ちが段々落ち着いて来た。

その時に、「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさ
い」との御言葉が浮かんで来た。そして、主にゆだねるべく、祈り
続けていると、「何も思い煩わないで・・あなたがたの願い事を神に
知っていただきなさい」との言葉が浮かんで来た。

「あらゆるばあいに」とあり、この場合も有効だ。そして、「神に
知っていただきなさい」という事は、つまり、ゆだねた祈りを神は
知って下さった、という事であり、祈り続けていた時に、「神に知
っていただいた」と確信できた。神に知っていただいたなら、もう
それで良い。十分だった。

どう導かれるにせよ、最善をして下さるからだ。その時、あんなに
大嵐であった心が、すうっ〜と、なぎになっていた。心は軽くなり、
平安になった。御言葉その通りに、その身に成った初めての恵みの
体験だった。

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「何も思い煩うな」は、何と力強い御言葉だろう。単なる気休めで
なく、主が責任を持ち、根拠をもって語って下さっているからだ。
すべての道筋に心を配り、心配し、最善をして下さる方が共におら
れる。「何も」思い煩わなくて良いのだ。