2002年03月07日(木)

「私が、きょう、あなたに命じる主の命令と、主の定めと、主のおきてとを守らず、あなたの神、主を忘れることがないように」(申命記8:11)


自分の記憶力のなさにがっかり
した時、物忘れに愕然とした時
があるだろうか。物をどこに置
いたかを忘れ、電話番号や買う
物のリストを忘れ、人の名前を
忘れ、物の入れ場所を忘れ・・
年と共に物忘れの多さを誰しも
経験する。
モーセはイスラエル人が神を忘
れやすいという事を繰り返し言
って聞かせた。困難と窮地の時
に、主がして下さった事を、状
況が良くなってしまうと、きれ
いに忘れてしまうと。
苦しみの時には藁をもすがるよ
うに、神に頼るが、苦しみが失
せた途端に神を忘れてしまう。
イスラエルはこの歴史だ。
実際は神がおられなければ食べ
る物にさえ事欠く事を理解すべ
きだ。神があなたに何をして下
さったか、神があなたに何を与
えて下さったか、どんな所から
救い出して下さったのか、よく
考えて、よく覚えて神を賛美し
感謝せよ。恵みを忘れてはなら
ない。