2014年07月07日(月) 「光の中にいると言いながら、兄弟を憎んでいる者は、今もなお、やみの中にいるのです」Tヨハネ2:9
「光の中にいると言いながら、兄弟を憎んでいる者は、今もなお、やみの中にいるのです」Tヨハネ2:9
兄弟を愛する者は、「光の中にとどまる」ことができて、決してつ まずくことがない、とある。つまり、人がつまずくのは、光の中に とどまらないからという事になる。「光の中にいると言いながら、 兄弟を憎んでいる者は、今もなお、やみの中にいる」やみの中にい るしるしは、兄弟への憎しみ、さばき、敵対心、悪口だ。 兄弟への憎しみがあるなら、私たちはやみの中にいる。幾ら、自分 は光の中にいると言っても、御言葉がそう告げている。逆に、兄弟 を愛しているなら、その人は闇の中ではなく、光の中におり、真っ 直ぐに平安に歩んで行けると。自分が苦しく、辛くなる時、相手や 状況のせいだと思う。腹が立つ相手のため、苦しい状況のためにし んどくて、落ち込んでいると。 しかし、実はそれは原因ではなく、自分と主との関係に原因がある。 問題はあなたと主との関係だ。人や状況が、あなたと主との関係を さえぎる事など不可能だ。喜びと平安が無いのは、神以外のものを 求めるところから来ている。目が神以外のものに向いている。人の 愛を求め、人に認められる事、人の評価、賞賛を求めている。 心が神以外のものに向くなら、必ず不平不満、妬み、競争心が出て 来る。やみの中にいるからだ。心が苦しくなる時、まず自分と主と の関係に目を向けよう。そこが平安になると、光の中だ。状況がど んなに厳しくても、つまずく事なく、まっすぐに歩んで行ける。 ------------- 主との交わりにとどまり続けるなら、人とは関係のない自分と主と の関係だけが焦点になる。妬みや憎しみで苦い思いが生じれば即座 に主の前に平安がなくなっていく。光の中に留まっていたい。