2016年04月06日(水)

「主があなたがたのために戦われる。あなたがたは黙っていなければならない」出エジプト14:14 




有名な出エジプトの箇所だ。イスラエルの民は男子で60万人、皆で
200万人の人々かと言われているが、大変な事だ。又、エジプトに
とっても、労働力が突如として消失するわけで一大事だ。約束の地
を目指し、出発したが、すぐに難題発生だ。何と、後ろからエジプ
ト軍の精鋭部隊が追いかけて来るではないか。前は海で、絶体絶命
だ。

民は手の平を返したような態度を取る。モーセをののしり、「こん
な荒野に連れて来て、死なせるのか。何という事をしてくれたのか。
エジプトにいた方が良かった」。問題が起きる時、試練の時、人の
本性が現れ出る。祈っていたであろうモーセは民に言った。「恐れ
るな」「しっかり立て」「あなたがたのために行なわれる主の救い
を見よ」。

私たちはすぐに恐れる者だ。不安でいっぱいになり、大きく動揺す
る。神が飛んでしまい、目の前の状況に飲み込まれる事が問題だ。
思いはどんどん飛躍して、最悪のシナリオを作り上げる。その時に、
神も、御言葉も抜け落ちている。まず「恐れてはならない」の御言
葉に立って、状況を見る時に、飲み込まれていた状況が違って見え
る。

そして「しっかり立て」自分で動き回らずに、自分で何とかしよう
とせずに、主が動かれる事を信じて立とう。「主が戦われる」と。
今、目の前に難題があるだろうか。まず「恐れるな」心配するなと
言われる。自分で動かず、主の導きを求めよう。「主が戦われる」。
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不安からジタバタすると誤った決断をしてしまいがちだ。何故、ど
うしてのつぶやきを祈りにして静かに御言葉に向かおう。自分にと
っての問題は何んなのか、導きを求めよう。