2016年08月07日(日) 「蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った『・・と神はほんとうに言 われたのですか』」創世記3:1
「蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った『・・と神はほんとうに言 われたのですか』」創世記3:1
蛇のエバへの誘惑に、その狡猾さが見事に表われているが、あなた にもこの誘惑が来ているだろうか。「ほんとうに?」との言葉だ。 神が言われたのはOKだが、「ほんとうに?」と。神や御言葉を否 定して来るわけでなく、でも、それ「ほんとう?」と言われた時に、 「ん?!ほんとうかな?」と、心が揺らぎ、疑いが湧いて来る。 「天国って本当にあるのか?」「神は本当にいるのか?」サタンは 狡猾だ。最初から、神や御言葉を否定して来るなら、心をガードし、 身構え、識別しながら聞く。無神論者や共産主義者の言葉は、それ なりに聞く。しかし神はOKと認め、御言葉をも認めた上で、「で も、ほんとう?」とは、サタンの罠だ。 ふっと考え始めると、どんどんサタンは説得して来て、ついには大 胆にも全面否定して来る。「あなたがたは決して死にません」。神 の言葉と正反対だ。正反対なのだから、わかりそうなのだが、サタ ンに聞いて行ってしまうと、もうわからなくなる。これはサタンの やり口だ。サタンの説得に乗って行ってしまうと、罪へと誘われて しまう。 信仰により、御言葉の約束に立とうとすると、「本当に?実現する の?」「信じているだけで大丈夫なんて、本当?」「そんな事、信 じられない」「思えない」と誘って行く。必要を満たす、と言われ ると「本当に?そんなはずない」。進路を必ず導く、と言われると 「本当?」いつも信仰が揺れ動き、ぐらつく。自分が思っているの でなく、サタンに吹き込まれている。祈っていよう。 ・・・・・・・・・・・・ 「本当に?」と御言葉を疑わせ、信仰を揺らがせるサタンが常に、 私たちを狙っている。いつも疑いを持って来るサタンの攻撃をわき まえていよう。サタンだと気づかぬまま、同意してしまっている。 御霊の気づきが与えられるよう、祈っていよう。