2016年11月06日(日)

「ダビデはアビガイルに言った『きょう、あなたを私に会わせるた めに送ってくださったイスラエルの神、主がほめたたえられますよ うに』」Tサムエル25:32


サウルは、執拗にダビデをつけ狙い、ダビデは逃亡生活を強いられ
ていた。だが、それにもかかわらず、ダビデのもとには、貧しい
人々や王に不満を持つ人たちが寄り集まり、総勢600人にもなった。
そんな状況下で、荒野にいた時、富裕なナバルに、使いを遣わし食
糧を頼んだ。というのも、ナバルの家畜をダビデ達が守っていて、
それを顧みての親切を求めた。

ところが愚か者のナバルは、ダビデを非難し、拒否した。そのため
ダビデは400人の部下と剣を身につけ、報復に向かった。これをし
もべが、ナバルの妻アビガイルに告げた。ダビデの使者が挨拶に来
たのに、ナバルは彼らを罵ったこと、彼らは実際良くしてくれたこ
と、このままでは主人や一家が皆殺しにされると。

その時、聡明なアビガイルの的確な判断と機転で、事なきを得た。
ダビデに、すぐさま溢れる食料を贈り、復讐しないよう、へりくだ
って、知恵をもって進言した。ダビデは、アビガイルによりナバル
討伐を思いとどまった。ダビデは、アビガイルの行動が無ければ、
肉で復讐していただろう。ダビデは、アビガイルを遣わした、神を
見た。

彼女を通して「今日、あなたを私に会わせるために送って下さった
神」、「悪を行なうのを引き止めて下さった主」と。神がとどめて
下さったので、自分は罪から守られたと。私たちも、御霊が進言し、
肉の思いをとどめて下さる。そのために、御霊は私たちに語り、促
し、又、人を通して御心を示される。御霊の進言に従おう。

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肉の思いで、感情が噴出しそうな時、又、自分の思いで行動しそう
な時、阻止する御霊の促しが来る。違和感や、不安、何かとどめる
ものが臨む。御霊は平安与え、取り去り、又、人からの忠告、御
言葉により、私たちを御心へと導かれる。その導きに従おう。