2017年01月07日(土)

「あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。 労苦はその日その日に十分あります」マタイ6:34



私たちはどうだろう。先の事が不安だろうか。明日のこと、1ヶ月
先の事、来年の事、しいては老後の事が不安でたまらない。大丈夫
だと思おうとするが、不安は泉のごとく湧き上がって来る。不安で
眠れなかった経験があなたもあるだろうか。

神がおられるからと、すべての必要は備えられると励まされても、
どうしてもだめなのだ。教理上、頭ではわかっているが、先は目に
見えないので、恐れと不安がどうにもならない。明日の不安に押し
つぶされてしまって、今日の御心を行なう事ができなくなってしま
う。

その前の節に「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。
そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」
とある。神を第一にして行くならば、何を食べようか、何を飲もう
か、何を着ようかとの、生活の必要はすべて与えられると。そして
心も満ち足らわせて下さる。

しばしば逆をしている。「これらのもの」を第一にして、あくせく
走り回り、神が後回しになり、神を見失ってしまっている。その結
果、思い煩いと不安に支配されてしまう。「労苦はその日その日に
十分あります」その日になすべき御心が備えられている。それは必
ずあなたに出来る事だ。

心を集中して、今出来る事を行なって行く時、達成感、生きる喜び、
平安が与えられる。そのために、主を第一にする事が大切だ。もし
修正が必要なら、軌道修正して、従って行こう。

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神第一に、どうしても必要な一つのものを第一にして行く時に、心
配や思い煩いから守られる。心が神視点に立つ時に、心配事を委ね
て行ける。そして今日一日だけを考え、集中し、精一杯今日の御心
を行なって行ける。その時、必要満たされ、感謝と喜びで今日を終
える。