2017年03月07日(火)

「怒っても、罪を犯してはなりません・・悪魔に機会を与えないようにしなさい」エペソ4:26


「怒ることがあっても、罪を犯してはならない」とあり、御言葉に
よると、「怒り」と「罪」を区別している。「怒れ」「しかし罪を
犯すな」と。私たちは、怒ること=罪 と思ってしまうので、どん
なに腹が立つ時も、怒ってはならない、怒ってはならないと、とに
かく怒りを抑え込もうとする。

しかし、「怒り」と「罪」を区別しなければ、しつける事や、きち
んと戒める事や、注意する事ができなくなってしまう。主は、宮に
入り、宮の中で売買する者たちを追い出し、両替人の台をひっくり
返し、鳩を売る者の腰掛けを倒された。祈りの家を強盗の巣にして
いると、激怒された。

主は激しく怒られたが、別の箇所で「私たちの大祭司は・・罪を犯
されませんでしたが・・」と、主は全く罪を犯されなかったとある。
怒り自体は罪ではない。しかし、気をつけなければ、怒りは非常に
罪へと誘われやすい。「日が暮れるまで憤ったままではいけません」
とあり、その次に「悪魔に機会を与えないようにしなさい」と。

怒りを、まずとにかく主のもとへ持って行くことだ。相手との解決
が必要なら、そのように導かれる。主のもとへ行かないなら、サタ
ンはその怒りを溜め込ませる。そして怒りに支配されてしまい、巧
妙に仕返しや復讐をしようとして行く。しかし、まず主を呼び、そ
れをも、主に任せて行くようにと。「わたしが報いをする」と。
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日が暮れるまで怒り続けているとはどれ程の怒りだろうか。すでに
自分ではコントロール不能になっている。主はこの弱さをご存知で
サタンに一押しさせぬよう、わたしに預けよと言ってくださる。