2017年04月06日(木)

「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」箴言16:1 8



私たちは新しく生まれ、主によってすべての罪が赦された。しかし、
まだ天に帰るまでは、肉の性質があり、主に拠り頼まなければ、罪
を犯してしまう者だ。罪は赦されているが、今後いっさい罪を犯さ
なくなるわけではない。

私たちの犯す罪の内、最たるものは何だろう。ある著者は、その罪
を私たちが他人の中に見つけるなら、ひどく嫌悪感を持つが、その
同じ罪が自分の中にあると気づく人はほとんどないと言う。その罪
とは、高ぶり、プライドといったものだ。

明けの明星が天から落ちたのは、この高ぶりだった。高慢は悪魔の
最たる特徴だ。アダムとエバが犯した罪も、神のようになりたいと
いう高慢だった。カインはアベルの献げ物だけが受け入れられた事
に嫉妬し、弟を殺害した。プライドが傷ついたためだ。人々が「天
に届く塔を建て、名をあげよう」とバベルの塔を建てたのも高慢の
ゆえだ。サウルがダビデを殺害すべく狙ったのも、ダビデをたたえ
る女達の言葉がプライドに触れたからだった。

プライドは神を愛する事の対極にある。プライドは自らを高め、自
らを神とする。自分の思い通りでなければ気が済まない。しかし逆
に、自らの破れた状態をとことん知り、自らの無力を認め、へりく
だり、ただ神の愛ゆえに今ある事を知る人は、神を「愛して」行く。
高ぶりと、神を愛することは、全く相容れない。御霊が絶えず心の
内を、照らし出して下さるように。

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高慢とは、神無しだ。どこまでも「自分」「自分」で、自分を誇り、
自分の力で、アダムからの肉、自分が「善悪」を判断して生きて行
く。その自分が砕かれる事が、へりくだらされて行く事だ。幾度も
失敗し、神に拠りすがるようにされる。それこそが大きな恵みだ。