2002年07月05日(金)

『「そこでイエスは彼らに「さあ、あなたがただけで、寂しい所へ行って、しばらく休みなさい」と言われた』(マルコ6:31)


 時々、くたくたに疲れ果てる事はないか
職場での仕事の重責に対人関係、小さな子
供を持つ母親は育児に食事作り、掃除、洗
濯、子供達は手がかかり一日中目の回る忙
しさだ。高齢の親の介護をしている人もい
るだろう。フルタイムで働きながら、家事
をしている主婦。皆、ストレスで疲れ果て
る。主と弟子たちも大変な忙しさだった。
人々に説教し、教え、病の人々を癒し、常
に大勢の人々に囲まれ、食事をする暇さえ
なかった。主は弟子たちに休息の必要と共
に静かな所へ退いて休むよう命じられた。
働きは大切であったが、脇へ置かれた。
私達もそのようにする必要がある。
一時喧騒から離れて、主の静かな臨在の中
で、憩い心身ともに新しくされる。
疲れた頭と心は、休息を得て物事がはっき
りと見える。祈りは重荷を下ろす。
仕事を脇において、主と共に静寂の時を
持とう。