2018年02月04日(日) 「私の助けは、天地を造られた主から来る」詩篇121:2
「私の助けは、天地を造られた主から来る」詩篇121:2
「山に目を上げ、私の助けはどこから来るのか」これは、エルサレ ムへ巡礼の旅に出る時のものだ。前に立ちはだかる困難な険しい 山々、苦難が待ち受ける行く手の山々に、助けがあるのだろうか。 エルサレムは遙か彼方であり、どんな危険が待っているかわからな い、だが巡礼者は、立ちはだかる山々よりも、更に上に目を注いだ。 「私の助けは、天地を造られた主から来る」。その山々を造られた のも主で、すべての状況も主が支配しておられる。助けは主から来 る。私たちの人生も、巡礼の旅をしているようだ。険しい山々があ り、荒野があり、様々な危険にも遭遇する。 今、行く手を阻む困難の山があるだろうか。それは、経済的困難、 健康問題、仕事のこと、対人関係、又、誰にも言えない悩みだろう か。ある人が、人に対して罪を犯してしまった。良心にとがめが来 て、ずっと悶々と苦しかった。平安が無かった。その苦しみを祈り に持って行った時に、「私の助けは、どこから来るのだろうか」自 分の心情と重なった。 「私の助けは、天地を造られた主から来る」と、主からの答えを得 た。「助けは主から来る」その言葉により、心に安堵と平安が来た。 そして相手に謝ろうと素直に思えた。決心して、謝罪した時に、相 手は快く赦してくれ、「話してくれて有難う」と言ってくれた。今、 悩み、問題があるなら、その助けは、天地を造られた主から来る。 祈りに持って行こう。 ・・・・・・・・・・・・・ 落ち込む時に、心が沈んでしまう。助けなど来るのだろうかと、目 の前の問題は一体どうなるのだろうと不安でたまらない。しかし、 「助けが来る」「主から」とはっきり言っている。必ず助けが来る。 主にありのままを告げて、主の示しに従おう。