2020年02月05日(水)

「祭壇の上に供え物をささげようとしているとき、もし兄弟に恨まれていることをそこで思い出したなら・・出て行って、まずあなたの兄弟と仲直りをしなさい」マタイ5:23



ある人が、攻撃的な言葉が出て、友人を傷つけてしまった。周囲に
も嫌な思いをさせた。ちょっとのミスというものではなく、醜い自
我から出た事であり、はっきり自分の罪だった。御霊により罪を示
され、悔い改めた。御霊は、友人にも謝罪するよう示された。自分
の愚かさであり、謝る事はプライドが傷つき、恥ずかしいしたくな
い事であった。またもや自我は抵抗した。

しかし紛れもなく自分の犯した罪であり、このままでは平安も喜び
も無く苦しい。ついに心を決め、示しに従い、傷つけた相手、嫌な
思いをさせた一人一人に謝る事にした。赦してもらえなくても、仕
方の無い事だ。だが勇気を出して謝罪した時、相手は気持ちよく赦
してくれた。他の人々も同様だった。赦される事の喜びと平安を経
験し、心が満ちた。

御言葉は「兄弟に恨まれている」事について言っている。争いやギ
クシャクする事があり、相手に恨まれているなら、まず「自分の方
から」謝罪するようにと。それは、相手の側に立って考える態度だ。
争いが起きると自分を正当化したい。相手から謝って来るならまだ
しも、こちらからなど、とんでもないと思う。

しかし相手にわだかまりがあるようなら、こちらから行って解決す
るようにと。それは、最も大切な礼拝を後回しにしてでも、まず和
解する事を優先させよと。今、和解すべき相手が浮かぶなら、祈っ
て行こう。主が力強く平安へと導いて下さる。
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神との関係を正しく整え、保つためにはまず人との和解が必要と言
われる。思い当たる問題があるなら、よく祈って解決にあたろう。
そして憂い無く神の前に出よう。