2020年07月07日(火) 「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」伝道3:11
「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」伝道3:11
「時にかなって美しい」とあるが、「かなう」とは「ぴったり合う ・適合する・丁度当てはまる」であり「時にかなって」とは丁度良 い時・時がピッタリ・ジャストタイミング」だ。「美しい」は、 「調和がとれていて快適に感じられるさま・人に感銘、感動を与え るさま」だ。主のなさる事は、丁度ピッタリのタイミングで、秩序 と調和があり、人に感銘、感動を与える。 エステルの物語しかりだ。ハマンにより、ユダヤ人絶滅の悪巧みが なされた際、そこにピッタリのタイミングで、王妃としてエステル がいた。王に願い出る事は、エステルにしか、他の誰もできないこ とだった。そしてエステルは命がけで、主に従い、王に願い出る事 を実行した。自分にできる事をした。結果、ユダヤ人は絶滅から救 われた。 ナオミの帰郷も主のみわざだった。飢饉で祖国を離れたナオミが、 帰郷を決意した時、嫁のルツも従った。二人が帰郷した時、ピッタ リのタイミングで、大麦の刈り入れの時期だった。そのため、落ち 穂拾いというナオミとルツの生計の手段があった。又、たまたま落 穂拾いをしたその場所が、ボアズの畑であった。ボアズの畑を選ん だわけではない。たまたま足を踏み入れた畑だった。そして丁度そ の時、ボアズが姿を見せた。 すべてにジャストタイミングで、まさに主のなさることは時にかな っている。主に従い、自らの故郷を捨て、異国の地に来たルツは、 豊かに報いられ、ボアズとの結婚が備えられていた。すべての事に 主の時があり、主は時にかなってふさわしい事をされる。今はわか らずとも、必ず主の時が来て、「美しい」ことが判明する。信じて いよう。 ------------- 先が見えなくて一つ一つの出来事に一喜一憂してしまう日もある。 けれど主に愛され、恵みのご計画に与っていることも信じている。 必ずぴったりと合う美しい主の時が来る。信じて待とう。