2021年01月06日(水) 「あなたは愚かなことをしたものだ。あなたの神、主が命じた命令を守らなかった。主は、今、イスラエルにあなたの王国を永遠に確立されたであろうに」Tサムエル13:13
「あなたは愚かなことをしたものだ。あなたの神、主が命じた命令を守らなかった。主は、今、イスラエルにあなたの王国を永遠に確立されたであろうに」Tサムエル13:13
サウル王は、サムエルが来るまで7日間待てと言われていたのに、 7日間が過ぎてもサムエルが来なかったので、自分で勝手にいけに えを献げてしまった。しかしそれは祭司しか献げる事のできないも のだった。人間的になら、サムエルが遅れたのが悪いのでは、そし て民が離れて行こうとしている中、仕方無かったのではと思えるか も知れない。 又、アマレクを打ち、すべてのものを聖絶せよとの命令を受けたに 関わらず、自分の思いで、最も良いものを惜しみ、値打ちの無いも のだけを聖絶した。そしてアマレクに勝利した事で、自分のための 記念碑をも建てた。しかしサウルのした事は、罪であった。それは 占いの罪、偶像礼拝の罪だと言われ、主の御前に大きな背きであっ た。 サウル自身は、良い事をしたとの自覚しかなかったろう。しかし、 重要な事は、自分が思うことではなく、主が言われた事に従い、そ れを行なう事だ。自分が良いと思うことではなく、又、主が喜ばれ るであろうと、「自分が思う」事ではない。ここで自分の思いが入 り、間違ってしまう。主の示しより、自分の考えの方が良いように 思えてしまうのだ。 しかし、それが「主のことばを退けた」ことになり、御言葉を捨て た事になってしまう。私たちもどうだろう。主が喜ばれるであろう と、「自分が」思う事を行なってるだろうか。主が最も喜ばれる事 は、主の御声に聞き従うことだ。そのために祈り、御声に耳を澄ま し、よく聞く事が必要だ。従う時、御霊が助けて、成し遂げさせて 下さる。 ------------ 善悪を自分で判断している事にまず気づきたい。自分中心にしか見 えない者で、いつも自分のためにが先立ってしまう。自分のために 御言葉や主の導きを求めていないかへりくだり、謙遜に主に聞こう。