2022年07月06日(水)

「・・すなわち、彼はヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに行 って住んだ」T列王17:5


カルメル山でのバアルとの壮大な闘いの前に、主はエリヤをケリテ
川に退かせられた。「ケリテ川のほとりに身を隠せ」と。アハブ王
から守り、そして人のいない場所で、充分な主と交わり、霊的養
い、
整えを与えるためであった。

密室での主との交わりが、まさに働きのため、又、信仰生活のため
の土台で、原動力だ。植物は根が下に強く張っていなければ、上に
伸びて行けない。人に隠れた密室での交わりは、その根に当たる。
色々な人々が証しをしている。

激務で仕事に追われていた中、過労で倒れてしまい、入院の事態
に。
最初はガックリ落胆してひどく落ち込んだが、主からの静かな時間
だと気づけた。主の前に座るようにと。目の前の事に追われ、デボ
ーションは、後回しに、二の次になっていた。

それが、主との幸いな交わりの時とされ、主に立ち返れた。休養が
必要となり、寝床で天井を見ている間に、一番大切なものは何なの
か、人生このままで良いのかと、立ち止まる時とされ、優先順位を
正される時とされた。私たちも、時にケリテ川が与えられる。

病気のケリテ川や、失意のケリテ川、失敗のケリテ川、別離のケリ
テ川、悩みや問題のケリテ川、悲しみや痛みの中で、しっかり主と
向き合い、交わろう。主を仰いで、御声を聞こう。主はそこで豊か
な霊の養いを下さり、必要を与えて下さり、新しい力を下さる。
御言葉を与えて下さる。
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信仰人生の中でしっかりと主を仰ぐ時を与えられる。御言葉を聞
き、
祈り、真剣に御霊の声に耳を傾ける時。それぞれのケリテ川で、主
は豊かに養われる。新しい力を受けとろう。