2023年04月06日(木)

「しかし、イエスは振り向いて、ペテロに言われた。『下がれ。サ タン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。あなたは神のことを思 わないで、人のことを思っている』」マタイ16:23


主が、ペテロに「あなたがたは、わたしをだれだと言うか」と問わ
れた時に、「あなたは、生ける神の御子キリストです」と立派な素
晴らしい答えをした。しかしその後、主が十字架の死と復活の事を
話されるや、何とペテロは、主の言葉に対し、主をいさ始めた。
「そんな事が、あなたに起こるはずがない」と。

十字架を「そんなこと」と言い、「起こるはずがない」有り得ない
と。主は、それに対し「下がれ、サタン」と、サタンだと言われ
た、主の邪魔をするものだと叱責された。十字架を否定し、挑んで
来る敵を見破られた。ペテロにすれば、良かれとの思いしかなく、
主のためを思って言った事だった。しかし、それは人間の思い、肉
の価値観、サタンからのものであり、主の御心に敵対するものであ
った。

結果的にサタンに誘導されて、罪を犯す事になってしまう。しかし
本人は正しいと思い込んでいる。「あなたは神のことを思わない
で、人のことを思っている」。この世の価値観に思いがおおわれて
いる。ある人が子どもの進路が不安で〃たまらない。思い煩い、恐
れ、心配で落ち込み、御言葉も入らない。

しかし我に返り、この世の価値観に流されていたと気づかされた。
価値観が問題だ。世の価値観に従うなら、御心と反対方向に向か
い、主を邪魔する者となってしまう。御言葉でなく、人間的な思い
で歩んでいないか、立ち止まり、御霊に心を探って頂こう。いつも
御心へと導き返して下さる。
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自分の良かれと思うことに流されてしまう弱さをもっている。この
祈りは主のご計画の邪魔をするものではないか、御言葉に頼り、主
にいつも聞いていこう。