2023年05月07日(日)

「そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがた の心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」ピリピ 4:7



ある人が突然の事態が起きて、パニックになった。何をどうして良
いかわからない。心は動揺し、頭真っ白で、心臓がバクバクする。
どうすれば良いのか、しかし誰にも言えず、一人で悶々状態だった。
常に学んでいるように、まずとにかく祈りに持って行った。主のも
とに駆け込み、心が押しつぶされそうな苦しい、混乱した状況や気
持ちを訴えまくった。

心の内を吐き出し続けていると、段々、混乱状態が落ち着いて来た。
その時に「思い煩いを、いっさい神にゆだねよ」と御言葉が浮かん
だ。主に委ねるべく、尚も祈り続けていると、「何も思い煩わない
で・・願い事を神に知っていただきなさい」との言葉が来た。「あら
ゆる場合に」とあり、この場合も含まれると。

そして「神に知っていただきなさい」とは、委ねた祈りを神は知っ
て下さったという事だ。祈り続けていた時に「神に知っていただい
た」と心からの安堵と確信が来た。全知全能で、全主権を持つ、愛
なる神が知って下さったなら、もうそれで十分だった。後は神らし
い事をして下さり、御心に導いて下さると、心がすっかり落ち着い
た。

どう導かれるにせよ、最善が成されると信じられた。その時、あれ
ほど大嵐だった心が、すうっ〜となぎになっていた。心は軽くなり、
平安になった。「そうすれば・・神の平安が、心と思いを守ってくれ
ます」御言葉その通りに、その身に成った初めての恵みの経験だっ
た。
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主は、「何も思い煩うな」と言われる。だが思い煩いは次々と起き
て来る。主はその思い煩いに対し、一つ一つをことごとく主に持っ
て行くようにと。主に知って頂いたと思う時、安堵が来る。最善以
下をされないからだ。知って頂きたい。