2024年06月05日(水)

「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。」 箴言3:5



ある人が、まとまった費用が、今すぐ必要な状況になった。毎月、
給料が入り、返済できるから問題ないと、深く考えずに、すぐに貸
してくれる金融業者から借りた。気軽に借りてしまったが、余りの
利子の高さに驚き慌てた。返済が思うように行かず、利子はどんど
んかさむばかりで、大変な事になってしまった。自らの無知を思い
知らされた。

もう自分ではどうにもならず、追い詰められ、周囲にも祈ってもら
い、自分自身も祈りに、祈った。主のあわれみにより、みわざをも
って無事に返済ができた。恥ずかしい思いをし、周囲にも迷惑をか
けてしまった。自らの失敗であった。痛い所を通り、心を深く探ら
れ、悔い改めが与えられた。

まず主を仰ぐこと、祈りが全く無く、祈らずに自分の思いで行動し
てしまったこと、そして「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せ
よ。」とあり、そうすれば、主が成し遂げて下さると。頭ではわか
るのだが、信じる事ができない、自分の姿がはっきりと示された。
不信仰だった。その時に、まず主に祈り、主にゆだねて、信頼する
なら、必ず必要を与えて下さってであろう。

そして今はその事を、信じることができる。大変な失敗をしてしま
ったが、失敗を通して、砕かれた。頭ではなく、身をもって教えら
れ、学ばされた。主はすべての事を益として下さるが、その通り
に、この失敗を境に、自分が変えられて行った。感謝な事であっ
た。
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いつでも自分の判断や常識によって生きていけてしまう。主に祈
り、導きを待たない自分がいる事を覚えていたい。小さな心配事も
主に祈り、頼り平安を受けとって歩もう。