2024年11月06日(水)

「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない」 へブル13:5


信仰人生で、時に窮地に陥る。何の手立ても無くなり、万事休すに
思える。だが、どんな時も、天の門は大きく開かれている。何も
「できないが」祈る事が「できる」。あわれみ深い主は、窮地にあ
る者の叫びを、受け止めて下さり、その祈りをないがしろにされな
い。決して放っておかれない。「わたしを呼べ」と。だから目の前
の問題、悩みを、思い煩わずに、祈りに持って行こう。

ある女性が、転居先で、仕事を探さねばならなかった。子どもを抱
え、夫と死別、仕事がどうしても必要だった。祈りつつも、特に選
びさえしなければ、何かあるだろうくらいに思っていた。家も落ち
着き、職探しを始めた。不採用が続く中、次々応募した。しかし次
々と不採用で、段々焦りが出て来る。不安と思い煩いしか無い。生
活はどうなるのか。せっぱ詰まり、もう涙で、主にすがりついた。
そして委ねて、翌日の面接に。

すると面接の社長が、境遇を考えてくれて「頑張りなさい」と言い、
その場で採用となった。主のあわれみを感じた。ある女性も、異国
の地で小さい子どもたちを抱え、突然、家主から家を出るよう言わ
れた。しかしお金が無く、何をどうして良いかもわからず、大きな
恐れと不安に襲われ、ただただ泣いていた。主に在る友人たちが一
緒に御言葉を読み、祈ってくれた。

泣いて不安を吐き出し祈った後、不思議に心が落ち着いた。涙も乾
いて、友人たちと共に笑顔になった。主を信じて行こうと思った。
すると大きな家のクリスチャン夫婦が、家の仕事の手伝いと共に、
一緒に住んで欲しいとの申し出。主の導きを確信し感謝し、受けた。
主は決して私たちを捨てられない。
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主の守りと慈しみは何と力強い事だろう。不信仰にも主の御力を過
小評価し、すぐにパニックになってしまう。主に頼より求めよう。
必ず道が開かれる。主に身を避けて、助けを待とう。