2025年06月05日(木)

「神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思 い煩いを知ってください。私のうちに傷のついた道があるか、 ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください」詩篇139:23


信仰人生で、様々な悩みに出くわす。時に、どれだけ努力しても、
うまく行かない対人関係がある。糸がもつれるように、関係はこじ
れるばかりだ。心が辛く苦しい。相手が何とかなってくれたらと思
う。「相手が変わりますよう」「苦しいこの環境が変わりますよう」
と祈る。相手の欠点、嫌な所が、ここ、あそこの部分が変わってく
れたらと思う。相手を責めている自分がいる。

しかし幾ら祈っても相手は変わらず、状況も変わらず、そして自分
も変わらない。何も変わらない。辛さは続くばかりだ。どうしてい
いのかわからない。職場を変わればよいのか。苦しい状況から解放
されて、ほっとするのだろうか。しかし次の職場でも、同じ事が起
きるのではないか。又、同じ光景が。

悶々で、祈る中、「これは、もしかして自分への取り扱い?」とい
う事に初めて思いが至る。何も、どうにもできず、主のもとへ行く
時、変わるべきは、自分ではと気づかせられる。あれだけ祈っても、
何一つ動かなかったのに、「私を変えて下さい。導いて下さい」の
祈りは答えられて行く。自分自身が変えられて行く。

思いが、捕らえ方が変えられ、そして自分自身の内側に潜む、全く
気づかなかった罪に気づかせられる。相手が悪いとしか見えなかっ
た、その所に、御霊の気づきが与えられる。成長へと導かれる。と
にかく、祈りに持って行こう。
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何に傷つき、何を恐れ、何に怒っているのだろう。祈りの中で主に
尋ね、自分に向き合いたい。内側を主に照らされて、いつまでも変
わっていきたい。