2003年09月06日(土)

「だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります」(マタイ6:34)

私達は今日という日を、しっかり生きる事をしていない。
明日を思い煩い、1週間先を思い煩い、今日1日をつぶ
してしまう。1年先を煩い、果ては退職後、老後を煩い、
今の時を暗くしてしまう。又、過去をくよくよと後悔し
嘆いて、今の時を無駄にする。神は未来でも過去でも
なく、今を生きよと言われている。今日1日を精一杯
生きる事がみこころだ。過去の過失や失敗は神に委ね、
未来も神にお任せして、この1日だけを考え、1日を生
きること、神と共に喜び生きられるようにして下さっている。
未来を知りたい願望が強い。しかし、もし予め起こる事
がわかっていたら、私達は恐怖と不安で立ちすくんでしま
う事だろう。だから、未来を神の御手の中に隠し、私達
の心を守っていて下さるのだ。私達が1日1日を神に信
頼して平安に生きれるように。