2001年06月07日(木)

  『ろばの子がいるのに気づくでしょう。それをほどいてわたしのところへ連れて来なさい…「主がお入用なのです」』(マタイ21:2)

  
 今の時代では、ロバはいい意味では使われない。
頑固の人を現す言葉であったり、単調な仕事を「
ロバの仕事」と言ったりする。
しかし、イエス様の時代にはロバは謙遜や穏やかさ
の象徴とされていた。イエス様はロバを用いられ、
エルサレム入城を果たされた。私達も同様に、主が
ご自身のためにロバを用いられたように、私達を用
いて下さる。私達は主をお乗せすることが出来る。
忠実に主をお乗せして、主婦は家庭で、学生は学校
で、サラリーマンは職場で、主を紹介することが出
来る。主は数多くこのような主のロバを必要とされ
ている。ロバはほどかれなければならなかった。
私達も主のロバにされるなら、この世からほどかれ
る必要がある。
それは、この世から出て行くという意味ではない。
この世のまっただ中にあって、私達の心がこの世に
執着しない、私達は主のものであるという意味だ。
主のロバとして用いて頂こう。