2007年07月07日(土)

「割礼は取るに足らぬこと、無割礼も取るに足らぬことです。重要なのは神の命令を守ることです」Tコリント7:10

サウルはサムエルから指示を受けた。
「先にギルガルに下り、七日間待て。私
が行って全焼のいけにえと和解のいけに
えをささげるから」と。それでサウルは
ギルガルに下り、七日間待ったがサムエ
ルは来なかった。戦いは劣勢を極め、民
は怯え逃走しようとしていた。民をつな
ぎ止めるため、サウルは祭司にしか献げ
ることのできない、いけにえを献げた。
又、アマレクとの戦いでは、すべてのも
のを聖絶せよとの命令にも関わらず、最
も良いものを惜しみ、つまらない、値打
ちのないものだけを聖絶した。これらサ
ウルの問題は、いけにえを献げる、献げ
ない、聖絶する、しないという事ではな
く、「主の御声に聞き従」わないという
問題だった。「聞き従うことは、いけに
えにまさり、耳を傾けることは、雄羊の
脂肪にまさる」と、御声を聞いて従う事
が求められている。私たちはどうだろう。
重要なのは、神のために、自分の良いと
思う事を行なう事ではなくて、神の言わ
れる事を聞き、神の示される事を行って
行く事だ。手当たり次第に何か善行をす
ればよいではなくて、神のみこころを行
うことが最重要だ。自分の思いで進むと、
サウルになってしまう。大切な事は、自
分がどう思うか、どうするかでなく、神
の御声を聞いて、従う事だ。
・・・・・・・・・
自分、自分、は根深い古い性質だ。祈りに
おいても、願うのだが、ただ自分の願いを
突き貫こうとする。それは神の力を利用す
る事だ。自分の願望は神のお心にかなって
いるのか、主のみ思いを聞こうとする事が
大切だ。