2008年03月07日(金)

「あなたの子、あなたの愛しているひとり子イサクを・・全焼のいけにえとしてわたしにささげなさい」創世記22:2

アブラハムの信仰の素晴らしさは周知
の事実だが、イサクもまた素晴らしい
従順を与えられていた。モリヤの山で
イサクを全焼のいけにえとして、献げ
るようにと言われた時に、アブラハム
は神の御声に従い、山へと向かった。
その時にイサクは「火とたきぎは?全
焼のいけにえはどこに?」と尋ねた。
アブラハムは、神が備えて下さると答
えた。イサクは状況を察した事だろう。
そのような質問が出来る年齢であり、
子供ではないので、拒否も抵抗もでき
るし、逃げようと思えば逃げる事がで
きた。しかし、イサクは自分自身を完
全に委ねた。神の御心とご計画がどの
ようなものであれ、全面的に身を献げ
た。イサクの信仰だ。私達もイサクか
ら学ぶことができる。今、握り締めて
いるものがあるだろうか。どうしても
手放す事ができないものがあるか。所
有物、人、プラン、自分の思い、自分
自身、自分の将来、プライド、目の前
の問題・・何であろうと、それを手放す
ことだ。その時、不安、恐れ、思い煩
いが失せ、平安に満たされる。アブラ
ハムは命よりも大切なイサクを献げた。
イサクは自分自身を献げて、従順に従
った。あなたの思い煩いや不安は、実
は大切なものを握り締めているところ
から来ている。心を御霊に探って頂き、
手放せるよう祈ろう。
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この心配、恐れはどこから来ているの
か。心が乱されるたびに神様の前に聞
いて行こう。手放せないもののために
必ず苦しんで行く。この愚をくりかえ
さないように。