2008年09月06日(土)

「あなたがたのうちに住んでおられる御霊によって、あなたがたの死ぬべきからだをも生かしてくださるのです」ローマ8:11

             
伝道や証しをしていて、こんな人々に
出会う。妬みや憎しみが、心にはしっ
かりあるが、それを決して外に出さな
い。相手にも向けないし、心の内で抑
えている。だから、自分は良い人だと
思っている人々だ。これは信仰者に
なってからもあるかも知れない。様々
な罪の思いを抑え込む。外には決して
出さない。だから、対人関係のトラブ
ルは生じない。一見穏やかな良い人だ。
そのためいつしか自分が自分に欺かれ
て、自分は良い人と錯覚し、思い込ん
でしまう。正直でないので、内側が混
沌状態だが気づかない。その状態にな
ると、御霊の促しや語りかけを感じな
くなり、わからなくなってしまう。こ
れは最も恐ろしい状態だ。別の場合は
信仰者が罪な思いを持ってはいけない
と抑え込む。抑え込むが、もぐら叩き
のようにこっちから、あっちから出て
来る。それをむりやり抑え込んでいる
と、許容量越えた時に、必ず爆発する。
信仰とはそうではない。自分の力で思
いを抑え込むのではなく、思っていな
い振りで誤魔化すのでもなく、又、弁
解や言い訳に終始するのでなく、それ
が自分の思いである事を、正直に認め、
そのつど神に明け渡して行くことだ。
それを繰り返して行く。そうする時、
常にありのままでおれて、且つ神は変
えて行って下さる。「あくまでもそれ
を続けなさい」続けて行くことだ。自
力でなく御霊によって、変えられて行
っている自分を発見する。
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正直に自分の思いを、自分のありのま
まの姿を認めよう。逃げたいしふたを
したいし、無い事にしたいが、それが
自分であると認める事から始まる。そ
の時、主が変えて行って下さる。