2009年02月04日(水)

「私たちは、自分が死からいのちに移ったことを知っています。それは、兄弟を愛しているからです」Tヨハネ4:14



「カインのようであってはいけません」カインになるなと言われる。カインは、なぜアベル殺害に至ったのか。通常の生活でのけんかではなく、神への献げ物の事だった。

神への献げ物が、アベルは受け入れられ、カインは受け入れられなかった。
激しい怒りが湧いた。受け入れられないからには、何か間違っていたわけで、悔い改めて、正しく献げ直せば問題はなかった。

しかし、そうはせず、悔い改める事なく、アベルへの嫉妬へと向かい、嫉妬は憎しみに高じて行った。アベル殺害は、まずカインと神との関係の問題であった。

神との関係が最重要であり、すべての基だ。私たちも神の前に正しくない時、罪の性質は人を妬んで行く。

妬みは、誰にも根深く巣くう罪だ。祭司長たちが主を十字架につけたのも、サウルが身を滅ぼして行ったのも妬みだった。

妬みから憎悪へ、そして殺人へと発展して行く。しかし、新しく生まれた私たちは、すでに「死からいのちに移った」。

新しい性質は、神の性質であり、その性質は兄弟を愛して行く。
愛せないのではなく愛して行こうとする。それがへりくだりだ。御霊を宿した人は、つまづいたり転んだりするが、必ず愛そうとして行く。

それが救われているしるしだ。いつも御前に悔い改め、主とクリアな正しい関係でいよう。その時、御霊によって兄弟を愛して行ける。
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恨みも、妬みも自分の罪だ。愛せない自分を神様の前で認め、み言葉に従って行けるようにと向きを変えて行こう。神様との正しい関係だけが、いのちへと移る道だ。