2009年03月06日(金) 「あの方は盛んになり私は衰えなければなりません」 ヨハネ3:30
「あの方は盛んになり私は衰えなければなりません」 ヨハネ3:30
「私は盛んになり」がこの世の価値観だ。毎日しんどい目をして働くのは、より豊かな快適な生活を求めるためであり、自分の才能を開花させて、より自己充足を計りたい、自己実現のためには、時間、富、労力を惜しまない。 「私は、私は、私のために」「私・・私・・」がこの世界だ。しかし、信仰の世界は、そうではなく神中心だ。 それを妨げる、自己中心、自己主張、自己防衛・・それらの自己が衰えて行くほどに、私たちを通して、キリストの香りが現れ出る。 私たちの意志は頑強だ。強固であり、何が何でも思い通りに事を運びたい。 自分の思いが強いのだ。その強い肉の思いを、神の御手の中で、神の思いに沿うものとして、柔らかい心に変えられる。 そのために、しょっ中、思い通りにならない事態を目の前に置かれる。 頑なな意志は、その思い通りにならない事態に、いらつき、怒り、焦り、悶々とする。 神がその頑固な強情な意志を砕き、衰えさせて下さっている。 今、道がふさがれ、すべてが自分の思い通りに行かず、いら立っているなら、神から来ている事を覚えよう。 キリストが大きくなられるためには、あなたは衰えなければならない。 思い通りにならない事態を受け入れて、神に服することが成長だ。 ------------------------- 自分を良く見せたいとは思わなくても、悪くは見られたくない、誤解されたら困る。そして、いつの間にか自分、自分になっている。主が大きくなり、騒がしい自分が衰えて行きますように。