2010年07月03日(土)

「自分の口と舌とを守る者は、自分自身を守って苦しみに会わない」箴言21:23

「心に満ちていることを口が話す」とあるように、言葉は「心」から出て来る。
口先でなく、心の問題だ。そのため、心をいつも御霊に探って頂く必要がある。

心が屈折していると、屈折した言葉が出て来る。つまり何かくせのある物言いが
出るのは、心に何かが潜んでいる。妬みや憎しみや苦みがあると、幾ら隠そうと
しても、言葉に出る。心に愛情があれば、思いやりの言葉となって出る。心にあ
るものは必ず出る。

又、口から言葉を出す前に、ワンクッション置こう。それは「真実」か?真実で
あったとしても、話す「必要」があるのか?事実だが、醜聞など、あえて話す必
要の無い事柄は多い。

又、愛があるか。親切だろうか。愛の無い言葉は発すべきでない。悔い改めねば
ならなくなり、出した言葉を回収しなければならなくなる。

「まやかしの証人は滅びる。しかし、よく聞く者はいつまでも語る」。主の言葉
をよく聞くことが、語ることの秘訣だ。日々、心に御言葉を受け取り、御言葉に
浸り、いつも思い巡らそう。

心の奥のネガティブな屈折した言葉を、主の言葉と置き換えて行こう。その時、
思いが変えられて行く。人の言葉に振り回されそうな時、御言葉を握りしめ、御
言葉に寄りかかろう。

少しづつ少しづつ御言葉が自分の価値観となって、自分の心が変えられている事
を発見する。御言葉が根差す時に、口から感謝が出て来る。御言葉により。新し
い自分が培われて行く。

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「私の口に見張りを置き、私の唇の戸を守って下さい」を真剣に祈ろう。言葉は
一旦発すると、取り返しがつかない。肉で撒く言葉は人を傷つけ、御霊の言葉は
人を癒して生かす。「心」を御霊に支配して頂くよう祈ろう。そうするなら、心
から感謝と喜びが湧き上がる。