2011年05月05日(木)

「人の心の高慢は破滅に先立ち、謙遜は栄誉に先立つ」箴言18:12


御言葉には、助言を聞く事について出て来る。自分は高慢かどうかを量れる事柄がある。それは、人の助言に耳を傾けられるかどうかだ。へりくだっている人の特徴は、誰からでも、教えを受ける事ができ、他者の意見を聞くことができるということだ。プライドがあると、人の言う事は決して聞けない。自分が正しいと思っているので、聞く耳はない。

又、高慢であれば、常に人と比較し、人と競争するので、絶対に自分の弱みは見せられない、見せたくない。どこまでも強い自分でありたいので、弱みを知られたくない。自分の弱点には触れさせまいとする。だから真からの交わりができない。本当の姿は見られたくないので、当たり障りのない、表面上の会話しかできなくなってしまう。弱みを隠したままでは、うわべの対人関係しか持てない。

しかし、まず主は、弱いままの、あるがままの私たちを愛し、すでに受け入れて下さっている。弱いまま受け入れられており、強くなる必要がない。しかし、自分のプライドが、自らの弱さを認めたくない。余りにも惨めで認められない。しかし、プライドを砕いてへりくだる時、自分が解き放たれる。弱いままで良いとは何と自由だろう。弱さを隠す必要がないので、対人関係が楽しくなり、生きる事が喜びとなる。人からの助言が素直に聞けるようになる。
---------------
あるがままで、弱い自分をそのままで神の前にも人の前にも立っていたい。自己満足や高ぶりが、神と自分との関係やみことばとの調和を阻んでしまう。素直にありのまま、すこやかに生きよう。