2011年09月05日(月)

「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです」エペソ6:12


心しておかなくてはならないのは、一生涯、私たちの敵は「血肉=人」ではなく、サタンが相手であることだ。人との戦いでは一切ない。そして、サタンの攻撃はどこに来るのか。それは、私たちの「思い」に来る。あなたの心の中の「思い」が戦場だ。朝起きた瞬間から、サタンは思いを吹き込んで来る。今朝はどんな思いが来ただろう。目覚めた途端、思い煩いのあの事が浮かんだろうか。

嫌な相手が浮かんだか、今日の仕事が駆け巡ったか、朝からうんざりだったろうか。気をつけなければ、サタンにほんろうされてしまう。これらの「思い」はサタンの吹き込む「火矢」(エペソ6:16)だ。火矢を止める事は出来ない。しかし受け入れない事は出来る。拒否し続ける。心から湧く「思い」について行ってはならない。否定的なものはサタンからだ。

又、「私たちの兄弟たちの告発者」黙示12:10であるサタンは、人を裁く思い、責める思い、罪に定める思いを持って来る。噂話や悪口、偽りをまき散らし、互いの間に不信感、疑いを起こさせる。疑心暗鬼にさせ、間を裂き、分裂を引き起こす。サタンのしわざだ。乗ってはならない。同士討ちをしていないか。否定的な思いのある所、そこにはサタンがかんでいる。祈っていよう。御霊により見分けさせて下さる。何より祈りによって気づかせて下さる。
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私達を苦しめて、傷つけるものは人ではなく、自分の内に来るサタンの声とそれに同調したい自我だ。御霊の導きの声をふさいで来るサタンと会話に早く気づけ、しっかりと主にとどまり続けられるように祈ろう。