2012年12月06日(木)

「この神のことばは、信じているあなたがたのうちに働いているのです」Tテサロニケ2:13


エデンの園で、主が「善悪の知識の木からは取って食べてはならない・・必ず死ぬ」と言われたが、サタンはエバに「それを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになる」と言った。エバは、「神のようになる」との言葉に誘惑され、その思いが入って木の実を見ると、食べるによく、目に慕わしく、いかにも好ましかった。そうしか見えなくなった。その結果、木の実を食べた。

しかし、神のようになっただろうか。決してそうではなかった。善悪は知ったが、実行する力は無い。平安と喜びの中で生きていたのが、不安と思い煩いと苦しみに身を置くようになった。サタンの欺きであった。このようにサタンは、私たちが御言葉を聞く時に、ささやきかけてくる。例えば「受けるよりも与えるほうが幸いである」と読むと、「そんな事があろうか。与えるよりも、受けるほうがよいに決まっている」世の価値観では、与えると持ち分が減る。

しかし御言葉は言う「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ・・」、サタンは言う「そんなわけがない」と、御言葉をそのまま受け入れないように、妨害して来る。不信仰に誘惑する。自分の思い、世の価値観で生きるように仕向ける。御言葉と共に、サタンのささやきに気づくだろうか。主の御声の方に聞き、従おう。生きて働く御言葉の力を経験する。
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自分の価値観が根強くあるが、御言葉に賭けて従う意志を向けよう。主が助けて下さる。御言葉を素直に受け入れ、古い価値観を御言葉に置きかえて行こう。