2013年07月06日(土)

「わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです」マタ イ11:30



くびきとは、板に穴が二つ開いていて、二頭の家畜の頭部を入れる
ものだ。二頭の家畜を同じ方向へ進ませ、農耕ができる。くびきが
無ければ、二頭は別々の方向へ向かう。くびきは同じ方向へ進ませ
てくれる。

主も私たちに「わたしのくびきを負え」と言われる。「わたしのく
びきは負いやすく」とは「身体に合って快適、心地良いこと」だ。
くびきは、その穴にきちんと首を入れると、快適で心地良いが、そ
れを嫌がって、もがくと首が締め付けられる。

くびきを嫌い、逃れようとするなら、そのくびきに締め付けられ、
痛くて辛いものとなる。これさえ無ければと、自分を苦しめるもの
でしかない。あなたにとって、くびきはどちらだろう。

自分に与えられたくびきを「受け入れる」時、そのくびきは平安と
御霊の喜びをもたらしてくれる。しかし、受け入れず、もがく時、
それはきつく首を絞める。ただ辛く苦しいばかりだ。

受け入れる事が難しければ、そう出来るよう、主に祈ろう。こんな
話がある。人の十字架が良く見えて、自分のは見劣りがする。目移
りして、捨てては、別のものを負うが、どれもしっくりこない。と
うとう最適のものを見つけたら、最初に捨てた十字架だった。

自分に与えられたくびきを受け入れよう。「わたしのくびき」と、
それは主が負って下さっている。そこに溢れる恵みがあり、学びが
与えられる。主を新たに知れる。

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くびきを受け入れる事が、なかなか出来ない。難しい。しかし、受
け入れるなら、平安になる。どんな苦しい状況でも、心に平安を下
さる。「受け入れられません」と、まず主の助けを求めて祈ろう。
負えるように助けて下さる。