2014年09月05日(金)

「雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです」マタイ7:25



賢い人と愚かな人が出て来るが、どちらも御言葉を聞いている。賢
い人は「わたしの・・ことばを聞いて、それを行なう」。愚かな人
は「わたしの・・ことばを聞いて、それを行なわない」。愚かな人
は御言葉を聞かないのではなく、聞いている。礼拝で御言葉を喜ん
で聞き、御言葉を学ぶクリスチャンだ。

御言葉を拒否したり、反抗しているなら、自分でも自覚できるが、
喜んで聞いているので、気がつかない。御言葉を聞いて、それで満
足してしまう。聞いて、わかった気になって、そこで終わってしま
う。

御言葉を聞くだけで行なわないなら、自分の生まれつきの顔を
鏡で見るようだと。自分をながめてから立ち去ると、すぐに見たも
のを忘れてしまう。御言葉を聞いて、忘れてしまい、何も無かった
ことになる。実になることがない。

真理の言葉は行なう時に初めて、実を結んで行く。有難い御言葉を
聞いて、良かった、良かったで、終わりだろうか。しかし、それな
らすぐに忘れてしまうと言っている。そして、何も無い時はよいが、
試練が来た時に立ち行けず、倒れてしまう。「しかもそれはひどい
倒れ方」だと。

御言葉を実行して行く時に、実となり、どんな試練が来ても倒れな
い。聞いた御言葉を一心に見つめて離れない人は、事を実行して行
く。今、目の前に御言葉を示されていたら、実行できるよう助けを
求めて祈ろう。御霊の力によって従える。
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御言葉を聞いて、そうだ、そうだと思うだけで信仰により行ってい
かなければ約束された祝福や恵みが今ひとつわからない。信仰を持
って御言葉を実行していこう。その祈りから主が祝福してくださる。