2014年12月05日(金) 「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい」ヨハネ20:27
「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい」ヨハネ20:27
弟子たちが隠れていた家に、よみがえりの主が、ご自身を現わされ た。「平安があなたがたにあるように」と。「弟子たちは、主を見 て喜んだ」。どんなに興奮し、嬉しかった事だろう。平安と喜びに 満ち溢れた。しかし、トマスだけが、その場にいなかった。 自分だけがなぜ?自分のいない時に?自分が不在だったわけだが、 不満な思いだったかも知れない。「私たちは主を見た」と喜ぶ弟子 たちに「その手に釘の跡を見、私の指を釘のところに差し入れ、ま た私の手をそのわきに差し入れてみなければ、決して信じない」と 言った。 そして、八日後、トマスが一緒にいる、弟子たちの部屋に、再びご 自身を現された。そのトマスに「あなたの指をここにつけて、わた しの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい」 と、トマスが言ったそのままを言われた。「決して信じない」に 「信じない者にならないで、信じる者になりなさい」と。 トマスの心の内の思いを何もかもわかり、受け止められている、そ の主の愛に触れた。自分で見なければ、決して信じないと言った、 そんな自分に、個人的に向き合って下さった主に、まるでトマスの ために、現れて下さった状況に、彼は、指を釘後やわきに差し入れ ずに、「私の」主、「私の」神と、最高の信仰告白をした。 --------------- 私たちも不信仰の目で目の前のことだけを見てしまう。主の恵みや 祝福がすでに備えられているのにどれだけ気づけているだろう。 日々、主と交わり祈り、私の主よ!と礼拝を献げていきたい。