2002年04月04日(木)

『イエスは彼が伏せっているのを見、それがもう長い間のことなのを知って、彼に言われた。「よくなりたいか」』(ヨハネ5:6)



 ある野球選手は癌のため野球生命を断たれた。
ある男性は、飲酒運転の車で交通事故に会い、
障害治る事のない傷を受けた。しかし、彼らは
自分を無力な犠牲者とみなしたり、不運と諦め
たり、自己憐憫に陥ったりはしない。
それを拒否している。被害者意識で一杯の人は
多い。自分は不運な環境の犠牲者だと考える。
人生は不公平だとつぶやく。自分は不幸で憧れ
の人生を送る機会を奪われたと感じる。
38年間池のそばに伏せっていた男にイエスは
「よくなりたいか」と問いかけられた。
そして「起きて床を取り上げて歩きなさい」と
驚くべき圧倒的な力ある言葉をかけられた。
私達は罪の世におり不公平はある。
私達の力ではどうにも出来ない。
私達を無力にさせる状況にどうすればよいのか。
主は池におられたように私達と共におられる。
主の力ある言葉を聞け。そして従うのだ。