2015年02月03日(火)

「気をつけて、静かにしていなさい。恐れてはなりません・・心を弱らせてはなりません」イザヤ7:4



ユダのアハズ王の時、アッシリヤの脅威があり、アラムと北王国イ
スラエルはアハズが同盟を拒んだため、ユダに攻撃をしかけようと
した。この時、アハズ王とユダの民は「王の心も民の心も、林の木
々が風で揺らぐように動揺した」。

しかし、イザヤは主から言葉を受け、恐れるな、静かに主に頼るよ
うに、それは起こらない、落ち着いているようにと語る。しかし、
アハズ王はアッシリヤの援助を求めに走る。アラムも北王国もアッ
シリヤによって滅ぼされる事になるが、ユダも滅亡への道をたどる
事になる。

私達の日常はどうだろう。突如の事態が起きた時、どうだろう。木
々が揺らぐように、大きく動揺するだろうか。アハズのようにパニ
ックになり、驚きあわて、肉の知恵、方策に頼り、方向違いに向か
うだろうか。今、動揺する事態が目の前にあるだろうか。神の言葉
はこう言っている。「気をつけて、静かにしていなさい。恐れては
なりません。この事態に心を弱らせてはなりません」

恐れないで、神を信ぜよと。まず慌てないで、心静めることだ。自
分で方策を持ち出したり、立ち騒ぐのではなく、まず神を仰ぎ、こ
とごとく気持ちを、思いを告げて、祈ろう。そうする時、神が祈り
に答えて、なすべき事を、御心を示して下さる。神が示された道へ
進もう。
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何故こんな事態になったのか、どこがいけなかったのかと動揺はあ
るが、そこから先が私たちは違う。どうするかは神に訴え、尋ねる
ことができる。導きの主に祈り落ち着こう。主が心をも守ってくだ
さる。