2015年04月05日(日)

「あなたがたが足の裏で踏む所はことごとく、わたしがモーセに約 束したとおり、あなたがたに与えている」ヨシュア1:3


モーセに率いられてエジプトを出た後、40年間荒野を旅をしたイス
ラエルの民は、とうとう主の約束の地カナンを目前にする所まで来
た。
モーセの死後、主は、新しい指導者ヨシュアを立てられた。そして
「今、あなたとこのすべての民は立って、このヨルダン川を渡り、
わたしが・・与えようとしている地に行け」と命じられた。「あなた
がたが足の裏で踏む所は・・あなたがたに与えている」と。

目の前には、とうとうと岸いっぱいに水が溢れるヨルダン川が横た
わっている。橋も船も無い。どうすればよいのか。祭司たちが契約
の箱をかついで・・と、具体的方法を示された。
主は、カナンをイスラエルに与えると約束しておられたが、実際に
自分のものとするには、行動が必要だった。

彼らは、その土地に進み入り、戦い、勝ち取って行かねばならなか
った。まず祈りは大切だ。しかし、祈っているだけで、待っている
だけで、もし行動に移す事が無ければ、それを所有することは出来
ない。実際に入って行って、「足の裏で踏む」必要があった。これ
は、私たちの信仰も同様だ。

主は、私たちに溢れるばかりの祝福を備えておられる。それを実際
に、自分のものとするには、信仰に立ち、前進しなくてはならない。
行動が必要だ。その時、約束のものを持つことになる。今、あなた
にとっても、主が与えようとしている地に「行け」と言われている
だろうか。
あなたにとっての目の前のヨルダン川は何だろう。信仰もって前進
しよう。主の約束が現実のものとされる。

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祈りの中で、御心を示されたなら、次は立ち上がって、実際に行な
って行くことが大切だ。実際に足の裏で、踏まなくてはならない。
今、目の前に示されている御心があるなら、信仰によって勇気をも
って一歩踏み出そう。