2015年10月06日(火)

「あなたのその力で行き、イスラエルをミデヤン人の手から救え。 わたしがあなたを遣わすのではないか」士師記6:14



主は、敵であるミデヤン人を逃れて、恐れ、酒ぶねに隠れていたギ
デオンに向かって、「あなたのその力で行き、イスラエルを救え」
と告げられた。驚いた彼は、どうして自分にそんな事が出来ましょ
う。私の分団は最も弱く、そして私はその中でも一番若いと。自分
には到底無理だと言い訳をする。

すると、主は「わたしはあなたといっしょにいる。あなたはミデヤ
ン人を打ち殺す」と。その時、ギデオンは私と話しておられるのが
あなたであるという、しるしが欲しいと願った。本当に主から出た
事なのか知ろうとした。二度のしるしを求め、確かめた。

そして彼は主によると確信した。恐れて隠れている彼に「勇士よ」
と語られ、現在の彼ではなく、先を見据え、勇士として戦うギデオ
ンを見られた。又「あなたのその力で行き」と、彼がいかに弱く、
若くても何の問題も無い。主が共におられること、主が遣わされる
こと、がすべてだ。

私たちも、自分の弱さを嘆き、無力におじけ、自分に何ができよう
と、ひるんでしまう。主からの示しに対しても、自分を見るなら、
能力は不足、時間も富も力も不足だ。しかし、主は「あなたのその
力で行け」と言われている。あなたの力の問題ではなく、どなたが
共におられるかの問題だ。

主が遣わされるのなら、必要な力はすべて主から来る。今、あなた
にも「あなたのその力で行け」と御声をかけておられるだろうか。

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主の示しがあるなら、どんなに能力が無くても、ふさわしくないと
思えても、問題ではない。主が語られた事は、主が成し遂げられる。
あるがままで、「あなたのその力で行」こう。主が用いられる。何
の心配もない。