2015年11月05日(木)

「門番は彼のために開き、羊はその声を聞き分けます。彼は自分の羊をその名で呼んで連れ出します」ヨハネ10:3 


 
      
「羊はその声を聞き分けます」とある。羊は、羊飼いの声を聞き分
ける事ができると。羊飼いは愛する羊を、その名で「呼んで」連れ
出すからだ。羊は良い羊飼いの声を聞き分けてついて行くのである
が、しばしば惑わす別の声も聞こえて来る。羊飼いの声を妨げる様
々な声で、盗人、強盗や雇い人だ。良い羊飼い以外の声だ。

サタンの声、人の声、自分の肉の欲から湧き上がって来る声がある。
それらの声がしばしば混線し、良い羊飼いの声と間違えそうになる。
肉の欲から湧く声は自分と一体になっているため、なかなかわかり
にくい。御霊の声と肉の声が判別つかなくなる。わからない時はま
ず自分の思い、自分の好みを明け渡す事だ。それは「イエス」でも
「ノー」でもOKですという事だ。

自分の思い通りでなくても受け入れます、との態度だ。そしてよく
よく祈るなら、必ず御霊の声、良き羊飼いの声がわかる。悪に誘惑
する声ならストレートでわかりやすいが、悪ではなく、罪でもなく、
一見合法的で、良い事に見えることに騙されやすい。

サタンは光の御使いに変装する。羊飼いに似せたサタンの声がある、
良い考えに思えるが、御心をそれさせる人間的な意見がある。最善
に見える、実は肉の欲の声がある。まず、白でも黒でも、右でも左
でも従います、の態度が大切だ。それさえあれば、必ず良い羊飼い
の声がわかる。
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様々な声が内に外に聞こえる。強い思いは繰り返し自分に向かって
くるが明け渡せるように祈ろう。「イエス」でも「ノー」でもと祈ると、すぐ
に妥協点を提示してくるサタンの声がはっきりとわかる。