2016年03月06日(日)

「すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエス にあって神があなたがたに望んでおられることです」Tテサロニケ 5:18



ある人が、物事がことごとく思い通りに行かなかった。道は閉ざさ
れるは、壁にぶち当たるは、心は重く、沈んでいた。「何で?何
で?」祈りに答えられていないではないか。その日、導き手との祈
りで、「良い事が一つもない、今日は祈る気分ではない、祈れな
い」と言った。

すると導き手が「ねえ、君。こんな賛美があるよ。“望みも消えゆ
くまでに、世の嵐に悩む時、数えてみよ、主の恵み、なが心は安き
をえん・・”恵みを数えてみない?恵みを数えてみようよ」と言い、
その人は、導かれるままにしぶしぶだが、しかし従った。

目の前の事から一つ一つ具体的に数えた。今、健康であることを感
謝します。今、住まい、食物が与えられていることを感謝します。
救われていること感謝です。イエス様の十字架に感謝します。家族、
友人、仕事がある事に感謝です・・言われるままに、目の前の一つ一
つを感謝して行った時に、不思議が起きた。

心が不平不満、愚痴でいっぱいで、うっとうしく、重苦しかったの
に、感謝して行った時に、解き放たれたように、心が軽くなった。
すべての事は決して当然でなく、主の恵みによる事だと見せられて、
「大丈夫だ」と思えた。

主は、愛し、目を留めていて下さる。ご計画があり、良くして下さ
る。十分だと思えた。心が平安に変えられた。自分視点だったのが、
感謝して行く時、神視点に方向が変わる。すると心が変えられる。
一歩従うことは、大きな祝福へと繋がる。

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感謝する時、目が現状から神へと移る。目の前のゴタゴタから、目
を離し、天を見上げる。その時、神視点に変えられて、見方が変わ
る。神の愛、真実、守り、数々の御言葉が思い出され、信仰的見方
へと変わって行く。