2017年11月05日(日) 「この民があなたに言うとおりに、民の声を聞き入れよ。それはあ なたを退けたのではなく、彼らを治めているこのわたしを退けたの であるから」Tサムエル8:7
「この民があなたに言うとおりに、民の声を聞き入れよ。それはあ なたを退けたのではなく、彼らを治めているこのわたしを退けたの であるから」Tサムエル8:7
イスラエルの民が、サムエルに王を欲しいと、王を求めた。これは 御心に反する事だった。その事をサムエルは主に祈ると、主は「民 の声を聞き入れよ。それはあなたを退けたのではなく、このわたし を退けた」と言われた。主に示された通り、サムエルは民に厳しく 警告し、王の持つ権利を告げた。 今後、自分たちの王ゆえに、助けを求めても、主はあなた方に答え て下さらないと。しかし、民はサムエルの言う事を聞かず、主に従 わず、どうしても王が欲しいと、王を求めた。主は、彼らの言う事 を聞き入れ、一人の王を立てよとサムエルに言われた。時々、自分 の思い、自分の肉でした事や計画が、成功するように見える事 がある。その時、これは神が認めて下さったと勘違いするが、それ は間違いだ。 私たちが強情な意志で、どうしても行くというので、主が許された に過ぎない。しかし後に、肉の行ないは、苦しい刈り取りをする事 になる。その結果が、辛い訓練となって返って来る。「あなたがた は王を求めて、主の御心を大いに損なった」、民は、王に苦しめら れ、懲らしめを受けた。 自分の都合の良い御心は、実は自己中心なわがままだ。主は懲らし められる。そして、その懲らしめこそが、実は神の深い愛であるこ とを知る。それにより矯正され、神に立ち返る事ができて、御心に かなった道へと導き返される。 ・・・・・・・・・・・・ どうしても欲しいと自分を通すと、神の御心をそれてしまう。自分 のための最善を備えて下さっている、神のその事への御心を求めて、 歩めたらどんなに幸いだろう。神の御心の中には、神の愛と配慮、 必要な力が伴っている。