2017年12月06日(水)

「あなたの目は前方を見つめ、あなたのまぶたはあなたの前をまっすぐに見よ」箴言4:25


私達は、根深い古い性質があり、どうしても人の目を気にしてしま
う。嫌われたくない、良い人に見られたい。救われる前の古い価値
観、この世の価値観は、ずっと人との比較の中で生きて来た。人の
目に自分がどう映っているかを絶えず意識する。神の御前でなく、
人の目に映っている自分を意識して演じてしまう。それは本当の自
分ではない。

絶えず「人の目に映る自分」を見ているので疲れ果ててしまう。人
によく見られようと、自分でない自分、自分以上の自分を見せよう
とする。比較からは必ず優越感と劣等感が生まれる。そこから競争
意識による妬みが出て来る。自分が欲しいものを持っている相手を
妬む。解決の道は、比較を止める事だ。

比較さえ無ければ、優越感や劣等感、妬みから守られる。まっすぐ
に主だけを見ておれたら、どんなに幸いだろう。しかしそれがなか
なか出来ない。だが、神が備えて下さった道がある。それは、比較
する自分、人の前に演技する自分、背伸びをして、自分以上によく
見せようとする自分、ごまかす自分、それらを主の御前にそのまま
行き、認めることだ。

それが主の御前にへりくだる事だ。隠さず、欺かず、逃げずに、自
分の本当の姿を、主に告白することだ。その時、主は受け止め、働
いて下さる。人ではなく、主を見るように助けて下さる。解き放た
れて、自由にされて行く。正直に告白するなら、神は赦し、すべて
の悪からきよめて下さる。自分でどうにも出来ない事を、神がして
下さる。
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飾らないありのままの自分で御霊の導き、確信、平安など主からの
ものを受け取る前に、まず人を意識してしまうと解らなくなる。主
が望まれている道へ、真っ直ぐに目を向けられるよう心を配ってい
よう。