2019年10月06日(日) 「ですから、あなたがたは、すべての悪意、すべてのごまかし、い ろいろな偽善やねたみ、すべての悪口を捨てて」Tペテロ2:1
「ですから、あなたがたは、すべての悪意、すべてのごまかし、い ろいろな偽善やねたみ、すべての悪口を捨てて」Tペテロ2:1
御言葉は、この後に、生まれたての赤ちゃんのように、御言葉の乳 を慕い求めよと続く。赤ん坊は小さいのに、ゴクゴクと音を立てて、 ハアハアと息をしながら、大変な勢いでお乳を飲む。そしてお腹が すくと、力一杯大声で泣き叫び、お乳を求める。私たちもそのよう に、御言葉を慕い求めよと。 それによって成長し、救いを得るからと。苦しい時、辛い時、主の ひと言葉によって、心が救われる事をよく経験する。心の大嵐がピ タリと止み、なぎになってしまう。見える所は変わらずとも、主の 愛や導き、指針に希望が湧いて来る。自分が変えられる。 見た目は悲惨であっても、主は約束の言葉を与えて下さる。その言 葉を握って苦しい中を乗り越えて行ける。信仰人生、主は御言葉を 与え、信仰を培い、成長、成熟へと導かれる。そのためにも、捨て るべきものがある。それが悪意、ごまかし、偽善、妬み、悪口だ。 それらが内にあるなら、主の言葉が心に入らない。 心の中の苦いものは御言葉を妨げる。又、屈折して御言葉を受け取 ってしまう。正しく受け取ることができない。心に歪みが生じてる からだ。心の内にある罪を、一つ一つと主のもとに持って行こう。 悔い改めたり、委ねて行こう。 ある人は思い煩いで許容量オーバーになり、御言葉が全く入らなか った。一つ一つと主の前に、具体的に書き出し、言い表し、委ねて 行った時、心がすっきりし、平安になり、御声を聞けるようにされ た。 苦いものを主の前に、ことごとく差し出そう。主は赦し、そして悪 から守って下さる。「罪の増し加わるところには、恵みも満ち溢 れ」、主の恵みはどこまでも大きく、悔い改める度に、主を愛の深 さをますます知って行ける。何という恵みだろう。 ・・・・・・・・・・ 苦いものは、自分では捨てようと思うのだが、自我が握りしめ、捨 てられない。生まれつきの頑なな性質がある。自分でどうにも出来 ないから、祈りに持って行こう。まずありのまま主に打ち明け、祈 ろう。主が捨たり、委ねたりさせて下さる。