2022年06月05日(日) 「・・神がすべてのことを働かせて、益としてくださることを、私た ちは知っています」ローマ8:28
「・・神がすべてのことを働かせて、益としてくださることを、私た ちは知っています」ローマ8:28
私たちは様々な試練を通るが、時に、人から故意の悪意を受ける事 もあるかも知れない。ヨセフがそうだった。兄達の妬みによりエジ プトへ売られた。ダビデは、サウルに執ように妬まれ命まで狙われ た。主イエスも祭司長やパリサイ人達に妬まれた。私達も職場や学 校で、人の妬みを受ける事があるかも知れない。 妬みゆえのいじめや、攻撃を受ける事もあるだろう。人の悪意によ り、苦しい事態に陥る事になる。何でこんな事が・・と人間的に見る なら、理不尽な苦しみだ。窮地に立たされ、思い悩む。しかし信仰 の目は状況でなく、そこに神を仰ぎ見る。神を見て、事態を見る。 「主には無駄なものは一つもない」「主は最善の事しかされない」 「万事益となる」そこに堅く立ち、どこまでも主を信じて行く。肉 の目には、最善などと、到底思えないし、目の前真っ暗で、道が閉 ざされたかに見える。しかし全能の主は、必ず道を開いて下さる。 人の悪意すら、益と、祝福と変え、最善をされる。 ヨセフは波瀾万丈であり、様々な苦しみを通ったが、結果的に、飢 饉から一族の命を救うために、先にエジプトに遣わされたと知った。 そして信仰の目で、振り返った時に、「私をここに遣わしたのは、 あなたがたではなく、実に、神」と言った。 つまり、兄たちは妬みにより、ヨセフを隊商に売ったが、神に焦点 を当てて見るなら、実は、遣わしたのは神だと。そして兄たちは、 ヨセフに悪を計ったが、神はそれを、良い事のための計らいとされ たと。 ・・・・・・・・・・・・ もし、誰かが悪意で、故意に傷つけようと、やって来たとしても、 主は、それをも、私のために、働かせて益とし、良い事にすると。 主を信じていよう。どのように良い事にして下さるのか、期待を 持って、待ち望んでいよう。