2025年03月06日(木) 「天では、あなたのほかに、だれを持つことができましょう。 地上では、あなたのほかに私はだれをも望みません」詩篇73:25
「天では、あなたのほかに、だれを持つことができましょう。 地上では、あなたのほかに私はだれをも望みません」詩篇73:25
詩篇記者は、悪者が繁栄し成功するのを見て、つまずき落ち込んだ。 彼らはとても楽しげで、豊かで肥え太っていて、何の苦しみもなさ そうだ。なぜ悪者が安らかで、富を増しているのか。それに引きか え、自分は惨めで、苦しみばかりで、何の良い事もない。虚しく心 をきよめている。この足はたわみそうで、歩みは滑るばかりだ。 どうして神を信じない者が栄えるのか、納得が行かない。不満でい っぱいだ。その彼が、神の聖所に入り、光が与えられた。実は彼の 欲求不満や妬みや文句、様々な悩み問題の原因は、神の近くにいな かったことによると悟ったのだ。「神の近くにいることが幸せ」な のだと。本当の問題は、外側の様々な状況ではなく、自分と神との 関係だった。 それが信仰にとって根本的なことだ。私たちも同様だ。愚痴や不平 不満で一杯になる時、人が妬ましく、イライラ状態の時、本当の問 題はその状況でなく、自分と神との関係だと。神から離れているか ら、平安無く、感謝が無く、心が荒んでトゲトゲしている。それと は逆に、神と親しい交わりの中にいる時、状況が波風逆巻く中、大 嵐の中でも、表面は揺れ動くのだが、心の奥に、平安が横たわって いることに気づく。 神の近くにいる事が平安であり幸せだと。その時、主と共に、問題 に当たって行ける。今、主との関係はどうだろう。もし距離がある なら、立ち返ろう。いこいに戻れと言われる。主からの平安が戻る。 そして、主によって幸せであることができる。 --------------- イライラと心が騒ぐとき、御言葉を開くといつの間にか心は凪いで いる。主に愛され、守られている自分に立ち返れる。御言葉にいの ちがあると実感するときだ。あなたのほかにだれをも望みませんと 主を賛美したい。