2003年11月04日(火)

「しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはなりません」(ルカ10:42)


 ある婦人、早朝に目覚めるや、すぐ電話がなった。
その日の仕事に関する急な連絡だった。
引き続き、打ち合わせの電話が入り続け、大急ぎで
支度し、慌しく出勤した。
帰宅後は家事に追われ、疲れ果てて就寝した。
神との交わりを持たないまま生活するなら、何かが
失われて行く。マルタとマリヤはどちらも主イエス
を愛していた。それぞれの方法でイエスに愛を表し
た。主はマルタのもてなしを非難なれたのではない。
ただ、マリヤの御言葉を聞こうとする態度を無くて
はならぬ唯一のものと言われたのだ。
他人へのもてなし、他に仕える事は、なくてはなら
ぬただ一つの事がおろそかになるなら、完全ではな
い。本末転倒になってはならない。