2004年04月04日(日)

「しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはなりません」(ルカ10:42)


ある婦人、早朝に目覚めるや、すぐ電話が鳴った。その日の仕事に関する急な連絡だった。引き続き、打ち合わせの電話が入り続け、大急ぎで支度し、出勤した。帰宅後は家事に追われ、疲れ果てて就寝した。神との交わりを持たないまま生活するなら、何かが失われて行く。マルタとマリヤはどちらも主イエスを愛していた。それぞれの方法でイエスに愛を表した。主はマルタのもてなしを非難されたのではない。ただ、マリヤの御言葉を聞こうとする態度を、無くてはならぬ唯一のものと言われたのだ。他人へのもてなし、他に仕える事は、無くてはならぬ唯一つの事がおろそかになるなら、完全ではない。本末転倒になってはならない。
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生きて行く上で、どうしても必要なことは一つだけと言われた。その一つを、生活で第一に大切にするなら必ず豊かに祝福される。日々の生活に喜びが来て、神がわかる。頭でわかっている事を、実行する事が大切。意志で選び取る事が必要。