2004年07月06日(火)

「あなたに神、主が・・荒野であなたを歩ませられた全工程を覚えていなければならない。それは、あなたを苦しめて、あなたを試み・・あなたの心のうちにあるものを知るために」(申命記8:2)


 人は何の問題もなく順調な人生を送っていると、自分の信仰の土の深さがどの程度であるのかわからない。ところが、ある日試練が来て、信仰が試されると、自分の土の深さがあらわにされる。ある男性は息子に癌が発覚した。どうして神は息子に癌を許されたのか、怒りが湧き上がって来た。神はおられるのか、愛して下さっているのか。その時彼は自分が「薄い、土の浅い岩地」である事を思い知った。そんな折従姉が娘を亡くしたが、堅く信仰に立っているのを見た。神にはご計画があり最善以下の事はされないと神の愛を信じ切っていた。その従姉に深く励まされて神を信じて行こうと思えた。薄い岩地がしっかり根を下ろす土地へと変化した。
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順境の中ではわからなかった不信仰に気づくことも試練のなかにあればこそ。そして、右往左往しながらも試練の中で共にいてくださる神様をまた知る。試練がなければ信仰を試す事もなく、自分の不信仰にも気づかない。