2001年04月05日(木) 「彼は自分の羊をその名で呼んで連れ出します」(ヨハネ10:3)
「彼は自分の羊をその名で呼んで連れ出します」(ヨハネ10:3)
ある牧師が導きについて説教を頼まれ、準備していた。 まずコンコーダンスで「導き」という言葉について調べた。 導きを約束するみことばが沢山あるものと思っていると、 驚いた事にその単語はなく、代わりに道案内という語があり 神御自身が民を導いて案内するという約束が数知れずあった。 これは新たな洞察を与えてくれた。盲人が必要とするのは盲 導犬であって、指図犬ではないのだ。例え犬が話せたとしても 傍観者で、「ほら!気を付けろ。穴だ。縁石に注意!」 と叫んで警告するだけなら、役に立たない。この犬は道筋に 連れ添い、その目となり、安全に舵取りしてくれるのだ。 素晴らしい事に、神様は単に指図するだけでなく、連れ添って 下さるのだ。目が曇り、道が暗く、どうしてよいのかわからな い時、共に寄り添って歩いてくれる羊飼いなのだ。 日々キリストに従うなら、必ず寄り添い歩みすべての必要な導 きが与えられる。