2001年05月06日(日)

「起きて、食べなさい。旅はまだ遠いのだから」(T列王19:7)

人生の試練に見舞われた時には、問題
を解決できる現実的な霊的素養を強く
求める。聖人ぶっても実生活では余り
信用されない。が、このバランスは容
易な事ではない。人は大抵「霊性を犠
牲にして霊的になるか、現実性を犠牲
にして霊的になるか」だと言われる。
そして、神のみが正しいバランスを有
している。イエスがこの世界に来た事
ほど、神が現実的であった事はない。
肉体を持った正真正銘の人間になった
のは、紛れもなく神の聖なる独り子イ
エスだった。最も霊的な方が最も現実
的なのだ。神がエリヤを取り扱ったの
は現実的方法だった。エリヤの鬱状態
に対する神の治療薬は食物と睡眠だっ
た。もし、あなたが過労が原因で気が
滅入っているのなら、休みを取ってゆ
っくり眠る事だ。霊的に落ち込んだ時、
恐れている時、猜疑心に悩まされる時、
必要なのはただ休む事かも知れない。
そうすれば、神が癒し再び立ち上がら
せて下さる。